「夢に向かって行動の年に」/商工会議所新年パーティ
(2011年1月5日)
高崎市の政財界300人が新春を祝う
高崎商工会議所が主催する「新年祝賀パーティ」が4日に市内ホテルで開催され、高崎市の政財界300人でにぎわった。
原浩一郎会頭は「デフレ、円高、株価の低迷が続いている。私たちも閉塞感を感じ、不況に拍車をかけている。今年は明るく楽しく、夢や目標に向かって行動を起こす年にしたい」とあいさつし、昨年に引き続き高崎商都博覧会を開催することや、多胡郡建郡1300年の節目をまちの活性化につなげたいなど、取り組みに大きな意欲を見せた。
祝辞で大澤知事は「高崎商工会議所が地元産業の推進力、牽引力となり、群馬を引っ張っていただきたい」と期待の言葉を述べた。松浦市長は「北関東自動車道の全線開通、北陸新幹線の金沢延伸により、高速交通の十字軸の中心として高崎市の存在感が高まる。都市が選ばれる時代となり、北関東、北信越地域の中で存在感を高めるために、高崎都市集客戦略ビジョンを提案した」と先般、打ち出した都市戦略の重要さを強調した。
福田康夫元総理は「今年は、政治の迷いを断ち切るためにがんばりたい。群馬、高崎には明るい展望がある。元気を出してがんばっていただきたい」と力を込めた。
関根圀男県議は「高崎は大きな飛躍が期待されている」、高崎市議会の柴田和正議長は「本市の発展のために商工会議所のご支援をお願いしたい」と祝辞を述べた。