道路危険箇所として県内83箇所を選定
(2010年12月24日)
高崎市内に25カ所で県内最多。危険箇所が集中。
国土交通省高崎河川国道事務所と群馬県が設置している「群馬県域移動性(モビリティ)・安全性向上検討委員会」は、22日に、県内道路の「事故危険区間の代表箇所」83カ所を決定した。この検討委員会は、交通渋滞や交通事故対策について地域、利用者など各方面から意見を聞き、道路施策に反映させるのが目的。平成17年から、渋滞の解消や事故多発地点の道路改良に取り組んでいる。
今回は、あらかじめ高崎河川国道事務所と群馬県が危険箇所として選定した75カ所について、インターネットなどでアンケート調査を行い、集まった意見を踏まえて8カ所の危険地点を加え、83カ所を「事故危険区間の代表箇所」として決定した。高崎市内の危険箇所は25地点で県内で最も多く、危険区間が集中している。
調査では、事故危険区間の重視すべき指標として、「歩行者・自転車事故件数」「高齢者の事故件数」について多くの関心が寄せられた。危険と感じる理由としては、「歩道幅員が狭小」「歩道がない」など、歩行者・自転車事故に関する意見が多く出された。
これから高崎河川国道事務所と群馬県は、「群馬県事故ゼロプラン(事故危険区間重点解消作戦)」として、事故原因に即した効果の高い対策を立案し、順次実施して行く予定。高崎市内の危険箇所として、次ぎの地点が選ばれている。
◇国道17号高崎市宮原町
◇国道17号高崎市下之城町・下之城町東交差点
◇国道17号高崎市新後閑町城南大橋交差点
◇ 国道17号高崎市新後閑町城南交差点
◇国道17号高崎市並榎町
◇国道17号高崎市飯塚町
◇国道17号高崎市緑町一丁目
◇国道17号高崎市小八木町小八木町南交差点
◇国道17号高崎市小八木町
◇国道17号高崎市小八木町小八木町北交差点
◇国道17号高崎市中尾町中尾町南交差点
◇国道17号高崎市中尾町
◇国道18号高崎市下豊岡町2箇所
◇国道18号高崎市藤塚町少林山入口交差点
◇国道18号高崎市八幡町八幡大門交差点
◇国道354号高崎市江木町江木町南交差点
◇県道前橋高崎線高崎市芝塚町芝塚町交差点
◇県道前橋長瀞線高崎市京目町京目町交差点
◇県道高崎駒形線高崎市上大類町上大類町交差点
◇県道高崎駒形線高崎市島野町
◇県道高崎東吾妻線高崎市箕郷町西明屋~上芝
◇県道高崎神流秩父線高崎市吉井町池
◇県道和田多中倉賀野線高崎市上佐野町
◇県道群馬八幡停車場剣崎線高崎市剣崎町