高崎市農業者の平均年齢は68歳/農業センサス
(2010年12月22日)
高崎市の農林業経営者が5年前より13%減少、高齢化進む。
群馬県は、2010年農業センサスの概要を発表した。
平成22年2月1日現在の、群馬県全体の農林業経営体数は33137経営体で、5年前の平成17年に比べて7030経営体(17・5%)減少した。
このうち、農業経営体数は32567経営体、林業経営体数は1460経営体となり、5年前に比べてそれぞれ6511経営体(16・7%)、903経営体(38・2%)減少した。
高崎市の農林業経営体数は4703経営体で、5年前の平成17年に比べて752経営体(13・8%)減少した。
このうち、農業経営体数は4625経営体、林業経営体数は203経営体となり、5年前に比べてそれぞれ690経営体(13・0%)、49経営体(19・4%)減少した。
群馬県全体の耕地総面積は48340haとなり、5年前に比べて1482ha(3・0%)減少した。
高崎市の耕地総面積は4424haとなり、このうち樹園面積は、高崎市は県内最大で696ha、樹園の経営数は1137経営体で県内で最多となっている。 群馬県全体の農業就業人口は57117人で、5年前に比べて14579人(20%)減少し、20年前の半分以下となった。就業者の平均年齢は65・9歳で、5年前よりも2・2歳高齢化した。
高崎市の農業就業人口は、7281人で、5年前に比べて1600人(18・0%)減少した。最も就業者が多い年齢層が75歳から79歳。就業者の平均年齢は68・0歳と県平均よりも高く、市部では、安中市の70・2歳に次いで高い数値となっている。