高崎駅周辺の自転車駐輪に配慮を
(2010年12月8日)
違法駐輪が3分の1に。商店街買い物客の駐輪への考え方は?
高崎市は、12月3日の市議会一般質問で、JR高崎駅周辺の自転車に関する現状について明らかにした。現在のJR高崎駅周辺の駐輪場は西口1266台、東口2300台など。ほか百貨店などが独自に駐輪場を設けている。また、6カ所を自転車放置防止区域に指定している。違法駐輪はピーク時で1年3000台であったものが、平成21年には1年に1008台と減少。効果を上げている。撤去し、持ち主が現れなかった自転車のうち、35台は無料レンタルサイクルとして使っている。
片貝喜一郎議員は、「自転車は、まちなかの回遊性に重要なもの。また、お年寄りにとっては荷物を運ぶツールの1つでもある。レンタサイクルはもう少し多いほうが良いのではないか」と意見を述べた。また、まちなかの個店で話をしていたら、駐輪違反の切符を切られてしまったという事例を引き、「もう少し配慮をしてほしい」と要望した。