第9回吉野秀雄顕彰短歌大会入賞作品発表
(2010年12月3日)
鈴木泰佑君
井上将貴君
臼井清子さん
最高賞に学生の部が鈴木君、井上君、一般の部が臼井さん
第9回吉野秀雄顕彰短歌大会の入賞作品が発表された。この大会は、高崎市ゆかりの歌人・吉野秀雄の業績を伝えていこうと、平成14年に行われた吉野秀雄生誕100周年記念事業をきっかけに始まった。生誕100周年事業を引き継ぎ、毎年この時期に高崎市内の歌人、文学者を中心にした実行委員会によって短歌大会が行われている。
今年は7月に短歌大会の作品募集を行い、一般の部212首、学生の部5130首、合計5342首が応募された。
審査の結果、最高賞の吉野秀雄賞に、学生の部が高崎市立南小学校の鈴木泰佑君と高崎商科大学附属高校1年の井上将貴君、一般の部が前橋市の臼井清子さんが選ばれた。
授賞式は4日午後に高崎市総合福祉センターで行われる。記念講演「吉野秀雄と原一雄」、講師・阿部栄蔵(大会実行委員・選者)。
吉野秀雄賞作品
◇宿題の習字の「光」何まいも書いて夕日の光をあびる
高崎市立南小学校・鈴木泰佑
◇飛び込んだ冷たく綺麗な別世界 鮎の世界の仲間に入る
高崎商科大学附属高校1年・井上将貴
◇岩煙草の花雫もしたたらむきりぎしの下の秀雄のみ墓
前橋市・臼井清子