茶の湯の心を堪能
(2010年10月18日)
第56回大茶会盛大に開催
群馬茶道学会は、10月17日、少林山達磨寺で、第56回群馬県茶道会・大茶会を開催した。表千家流(伊勢崎支部、西毛支部)、江戸千家流(高崎支部)煎茶道東阿部流(高崎支部、前橋支部、北毛支部)、大日本茶道学会(高崎支部、東毛支部)などが席を設けた。今年は学校席として、高校生も席を設けたため、例年以上の人出。
を設けた。今年は学校席として、高校生も席を設けたため、例年以上の人出。
開会式では、同会会長千木良寬氏、群馬教育文化事業団常務理事相羽不二雄氏、同寺住職広瀬正史氏、群馬教育文化事業団高坂登氏ほかが列席。「茶碗は地球。茶碗を持つということは、地球と触れ合うということ。茶道を通し、自然との一体感を味わってほしい」と挨拶。来賓の相羽会長は「茶の湯はもてなしの心。今日必要とされる助け合いの心が養える。今回は高校生も参加とのこと。事業団として微力ながらも手伝いをしていきたい」と茶道普及に力を貸す意向を示した。広瀬住職は「茶道と密接な関係がある」と語り、達磨和尚の逸話を講話。今後も茶道を支えてゆく意向を示した。
当日は早くから、多くの人が来場し、思い思いに茶会を楽しんだ。