白川浄水場で小水力発電
(2010年10月21日)
若田に次ぎ高崎市で2例目。平成23年4月発電開始
高崎市は、箕郷町の白川浄水場で小水力発電を計画している。
箕郷地域内の群馬用水・金敷平分水工から上芝の白川浄水場の着水池までの高低差を利用して、発電を行う。若田浄水場に次ぐ、高崎市で2番目の小水力発電。
導水管は総延長2.3キロメートルで、最大使用水量0・175立方メートル/秒、最大出力約56キロワット、年間発電量は約48万7000キロワット。総建設費は約4700万。国から5割の補助を受ける予定。白川浄水場で使用する電気を、発電した電気に切り替え、残りは東京電力に買電する。事業は、東京発電株式会社が主体となり、市は今年5月に同社と合意書を結んだ。
11月に高崎市水道局と東京発電株式会社が基本契約を締結し、平成23年1月から2月に建設工事着工、平成23年4月には発電を開始となっている。
同浄水場の発電により、火力発電による電力と比較して二酸化炭素の排出量を年間で約157トン削減することができ、環境負荷の低減にも貢献できる。