最優秀に片山さん/うたイスト・オーディション
(2010年10月18日)
若い才能を発掘する「うたイスト」。高崎発の音楽を。
第4回「うたイスト」オーディションが10月16日に、高崎駅西口前の高崎音楽祭特設ステージで行われた。主催は、芸術、文化を通じて高崎のまちづくりをめざす高崎アートインキュベーション推進会議。
「うたイスト」はプロのボーカリスト、シンガーソングライターをめざす若者のためのオーディションで、審査員に高崎出身の音楽プロデューサー吉田ゐさおさん、多胡邦夫さんと工藤武彦さんを迎え、今回は高崎音楽祭と連携して開催された。
第一次予選テープ審査を通過した応募者23人が予選を行い、決勝に10人が選ばれた。審査員の吉田さんは「どんなステージを見せてくれるか楽しみ。年々レベルが上がっている」、多胡さんは「地元高崎でオーディションが行われるのはすばらしいこと」、工藤さんは「思いのたけを歌にぶつけてほしい」と出場者に期待した。決勝は、ラジオ高崎で生放送された。
審査は難航したが、「みな、それぞれに良いところがある。一番、心に響いた歌を基準に選んだ」と、最優秀に片山葵絵さん(13歳)、優秀賞にレイチェル・オングさん(18歳)と市川優希さん(22歳)が選ばれた。
最優秀に選ばれた片山さんは「びっくりしました。歌は大好きでよく歌います。選ばれてチャンスができたので、歌手になりたい」と受賞の喜びを語った。