交通事故の危険箇所に重点対策を/国交省と県
(2010年10月7日)
国土交通省高崎河川国道事務所と群馬県県土整備部は、交通渋滞や交通事故危険箇所について、地域の意見を聞き、優先的に改善事業を行うなど、道路施策に反映させることを目的とした「群馬県域移動性(モビリティ)・安全性向上検討委員会」を12日に開催する。
この検討委員会は、平成17年に設置され、今回が7回目の会合。交通安全上の課題箇所に対して、データや地域の声に基づいて危険箇所を抽出し、対策を行っていく。
検討委員会では、群馬県内における現在の事故発生状況や、これまでの取り組みをもとに、新たに安全対策を図るべき交通事故危険箇所を選定する。
10月から11月にかけて危険箇所のアンケート調査を行い、12月に調査結果や改善対策などを公表していく。
国交省高崎河川国道事務所では、これまでも検討委員会や利用者の声を反映させ、交差点の見通しの改善など交通事故危険箇所への対策を実施している。