森林林業環境機械展示実演会を開催
(2010年10月4日)
群馬県と社団法人林業機械化協会(東京都文京区)、10月3日、4日に宮原町で「2010森林林業環境機械展示実演会」を行った。
開会式で県知事代理として西部県民局の遠山局長と社団法人林業機械化協会の及川副会長が主催者として、研究・保全課森林保護対策室の中村室長が来賓として挨拶。遠山局長は「群馬の森林は水がめとしても温室効果ガス削減のためにも重要役割を担っている素晴らしいもの。開催を機に群馬の素晴らしさを全国の皆さんに知って欲しい」と述べた。
松浦市長の代理として小川副市長が「高崎は2万1366ヘクタールの森林を有している。来場されたかたがたには、豊かな緑と快適な都市空間が調和した高崎市をぜひ楽しんでいってもらいたい」と歓迎の言葉を述べた。その後アトラクションとして、高崎頼政太鼓が演奏を披露。会場を盛り上げた。
会場には、林業機械メーカー約50社が、高性能林業機械をはじめ、チェーンソー、木質バイオマスボイラーなど約450機種を展示。来場者は真剣なまなざしで説明を聞いていた。全国から関係者が集い、参加者数は2日間で約5000人と見ている。
このイベントは、昨年12月、林野庁が出した「森林・林業再生プラン」を受けて、木材の安定的供給を目的に林業の機械化の促進を図るために行った。