「高崎花路花通り」が開幕
(2010年10月2日)
高崎のまちなかを花と緑で彩る「高崎花路花通り」が、2日に開幕し、式典が高崎市役所ロビーなどで行われた。
高崎花路花通りは、平成20年に開催された全国都市緑化ぐんまフェア高崎会場の後継事業として、21年度から行われている。緑化フェア高崎会場は、全国初のまちなか開催として成果を上げたが、高崎ならではの都市緑化をフェア以降も継続していこうと、当初から「高崎花路花通り」の理念を盛り込み、独自性を打ち出してきた。
継続事業も、まちなかの植裁を行い、高崎駅からシンフォニーロード中心に、東二条通りが彩られている。また屋台やオープンカフェなどが設置され、まちなか散策の楽しさづくりをはかっている。
式典で松浦市長は「花や緑は心を豊かにしてくれる。緑化の意識が市民に大きく育っている。緑のまちづくりを積極的に推進していきた」と開催の意義を述べた。大沢知事(代理)は「まちなかの活性化や緑化、景観に対する市民意識が向上し、これからの都市の進化に大きく貢献するものと確信している」と期待した。
来賓の高崎商工会議所の原浩一郎会頭(代理:金井功副会頭)は「高崎市は緑化推進に取り組む姿勢がすばらしい」、高崎市議会の柴田和正議長は「高崎市を代表する事業として発展してほしい」と祝辞を述べた。中島篤県議は「来年の群馬デスティネーションキャンペーンでも高崎市は観光拠点になる」、竹中三郎区長会長は「まちなかに緑の空間を創出するために継続していくことが大切」とあいさつした。
高崎市の子どもたちによる「緑の少年団」の代表3人が「みどりあふれるまちになるようがんばります」とみどりの宣言を行い、松浦市長から記念樹を受けた。
ハープ公園でテープカットが行われ、華やかに開幕した。会期は10月31日(日)まで。