支所地域のぐるりん全面改定
(2014年1月28日)
地域内を細かに循環。小型車両、自由乗降、土日運休など実情にあわせて
高崎市は、24日の高崎市議会総合交通対策特別委員会で、支所地域のぐるりん運行を平成26年4月1日から全面改定する計画を示した。
現在、箕郷・群馬地域をまたがって運行している「かみつけ線」と「箕輪城線」2路線を廃止し、箕郷地域内を循環する「白川線」、「生原線」、「松原線」、「柏木沢線」の4路線、群馬地域内を循環する「かみつけの里線」、「こうづけ国分寺線」の2路線を新設するなど、これまでの利用実績を踏まえ、地域内循環を中心とした路線として全面的に見直された。また、路線によって週日のみの運行や自由乗降区間を取り入れた。
箕郷地域、新町地域では、狭い道路を運行することになることから、ワゴンタイプの小型車両(乗客人数9人)を導入する。
高崎市では地域の実情にあわせた公共交通体系を検討するため、支所地域ごとに組織を設置し、考えをまとめてきた。3月中にまでに国の路線認可を受けるよう手続きを進める。
吉井バスについては、全線を吉井駅に乗り入れる、藤岡総合病院までの利便性向上をはかる変更を平成25年12月1日に実施した。高崎地域の路線は変更なし。