ビエント高崎・新展示ホールが完成
(2014年1月22日)
新たな交流を創出する高崎のランドマークに
高崎卸商社街協同組合(松本修平理事長)が問屋町に建て替えていたビエント高崎新展示ホールが完成し、21日に竣工式典が行われた。
新展示ホールの展示スペースは約2千㎡、天井高は10mで旧展示会館よりも広く、床の耐荷重は国内最高水準で1㎡当たり4トンまで対応できる。展示機能も充実させ、太陽光発電やLED照明も導入された。震度6強まで対応した耐震性も高く、災害時の一時避難場所として活用できるなど、地域づくりの促進や安全安心なまちづくりにも役立つ。新しい高崎のランドマークとして大きな期待が寄せられている。
竣工式で松本理事長は「多種多様な利用ができ、地域商業活性化のシンボルとしてにぎわい創出の一翼を担うことができる。新展示ホールは、都市機能充実のランドマークになる。長年にわたる夢が実ったが、完成はゴールではなく新たな問屋町、新たな高崎のスタートになる。高崎市の新たな時代が幕をあけようとしている。ビエントは風の意味で、時代を切り開く風の役割を果たすことが新展示ホールの使命だと考えている」とあいさつした。
来賓の大澤正明知事は「高崎の副都心に魅力ある新展示施設が整備され、組合活動の利便性向上、地域社会の活性化の観点から意義深い。新展示ホールと県のコンベンション施設によって相乗効果が生み出されることを期待している」、富岡賢治市長は「高崎の元気さを示す場所が新たにできたことは大変うれしく思う。みなさんと手を携えて高崎の発展に尽くしていきたい」、高崎商工会議所の原浩一郎会頭は「高崎がもう一段飛躍する条件が揃った。東口の文化芸術ホールや群馬県のコンベンション施設、西口の新体育館と、この新展示ホールの相乗効果ですばらしい成果が生まれる」と竣工を祝った。中小企業庁の北側慎介長官、中小企業基盤整備機構の陣山繁紀理事も祝辞を寄せた。
25日(土)、26日(日)には、新展示ホールのこけら落としイベントとして、上州どっと楽市が開催される。新展示ホールの貸し出しは2月1日から。また、同組合では、新展示ホールの愛称を募集している。
募集の詳細は、ビエント高崎ホームページ参照。http://www.viento-takasaki.or.jp/