新体育館26年度着工へ
(2014年1月24日)
6月議会に体育館の工事契約議案を予定
高崎市は、23日の高崎市議会都市集客施設調査特別委員会で、文化芸術センターや新体育館計画の進捗状況について報告した。
高崎市によれば、新体育館は、平成26年度に建設工事に着手できるよう詳細な設計作業を進めており、今年の6月定例市議会に工事に伴う契約議案を提出したい考え。工期は2年を予定している。
設計作業と平行し、周辺整備について地元町内会との調整や電波障害の影響調査を実施する。新体育館建設地にはJR線、上信線が近接するため、両社と協議を行っている。高崎駅から新体育館まで最短コースとなる通路として、上信線を越える連絡橋についても協議を進める。
新体育館への自動車進入路となる県道には安全確保のため専用の左折レーンを設ける予定で、県道の拡幅について県と協議を行っている。
新体育館の利用料金については、富岡市長は、現在の体育館利用者の負担増にならないよう考えているという。
都市集客施設東エリアの高崎文化芸術センターについては、基本設計業者として株式会社佐藤総合計画が決まったことから実質的な基本設計に入った。利用者の意見を聞きながら、国内有数の高性能、多機能なホールの建設を進める。富岡市長は「音楽関係者から意見を聞いていく」と述べている。
西エリアのビジネスゾーンについては、昨年12月に、高崎市、日本年金機構、日本中央バス、ビックカメラの地権者4者による高崎駅東口栄町地区市街地再開発準備組合を発足させ、再開発事業の実施に向けた協議を始めた。市は、都市集客施設には駐車場整備が不可欠なことから、早い段階で公募などにより駐車場事業者を決め、駐車場事業者を含めて準備組合から本組合に移行させたい考え。