県内の高齢者が50万人越え/90歳以上も増加
(2013年12月20日)
65歳以上が県人口の25・8%
群馬県の高齢者が50万人を突破し、県内の高齢化率も過去最高の25・8%に達したことが19日に群馬県が発表した調査結果で示された。
この調査は、平成25年10月1日現在の年齢別人口をまとめたもので、団塊の世代が65歳以上の高齢者に移行していることや長寿化により、90歳以上の人が増加していることなどが示されました。
群馬県の総人口は198万3033人で、このうち、0歳から14歳までの年少人口は26万1933人で、人口に占める割合は、過去最低の13・3%(前年度△0・1%)となった。15歳から64歳の生産年齢人口は120万717人で人口に占める割合は60・9%(△0・8%)、65歳以上の老年人口は50万9678人で人口に占める割合は25・8%(+0・9%)。
県によれば、生産年齢人口は、昭和57年から上昇傾向にあったが、平成4年以降は毎年低下を続けているという。
高崎市の人口は37万1286人で、年少人口は5万379人で高崎市の人口に占める割合は13・7%、生産年齢人口は22万5815人で人口に占める割合は61・4%、老年人口は9万1738人で、人口に占める割合は24・9%となっている。また、群馬県内で、高齢者の割合が最も高い市町村は南牧村の58・5%、年少人口の割合が最も高い市町村は吉岡町の16・4%。