使用済み小型家電の回収ボックスが設置に
(2013年12月12日)
市内電気店など13カ所。1月から回収開始
高崎市は、使用済みの小型家電製品を回収し、リサイクル率の向上をはかろうと、市内のホームセンターや電気店の店先など13カ所に回収ボックスを設置していく計画を10日の高崎市議会常任委員会で示した。
回収ボックスの設置は、環境省が公募した実証事業で高崎市が採択されたもので、有効な回収方法を検討するのが目的。
回収の対象となる家電製品は、縦15センチ、横30センチ以内のもので電話機や、ラジオ、ビデオなどの映像用機器、ゲーム機など。回収できないものは携帯電など個人情報が含まれているもの、布や木製部分があるもの、電池、電球、蛍光灯。
設置場所は、イオン高崎店(棟高町)、カインズホームFCイシズカ高崎東部店(上大類町)、カインズホーム箕郷店、カインズホーム吉井店、コープ寺尾店、和田電器(並榎町)、でんきのヤマグチ(倉賀野町)、ナカデン(飯塚町)、ミナミ電気商会(南町)、レッツクロサキ(中居町)、倉渕支所、榛名支所、新町クリーンステーション。
回収ボックスは幅44cm、奥行き52cm、高さ97cmで施錠、盗難防止仕様。ボックスからの回収は月2回程度を予定し、状況により随時行う。回収した小型家電は、環境省指定リサイクル事業者に引き渡す。
高崎市によれば、12月中に回収ボックスを設置し、来年1月から回収を始める計画。環境省の実証事業は、来年3月までとなっているが、高崎市では、4月以降も継続し、イベントなどでも回収していく考え。