高崎駅周辺のムクドリ問題、解決困難
(2013年12月6日)
道路のフン清掃を週2回実施
夏から秋にかけて高崎駅周辺に飛来する大量のムクドリの群れへの高崎市の対策について、4日の高崎市議会一般質問で新保克佳議員が質問した。
高崎駅東口では、2本のケヤキの木にムクドリの群れが飛来し、騒音とフン害に悩まされている。夕刻に大量に飛来してくるムクドリの様子は不気味な感じもあり、高崎市の都市イメージにもマイナス要因となってしまう。
昨年は、群れのすみかとなっているケヤキの木の枝を剪定して少なくし、群れが飛んで来ないように処置したところ、群れが分かれて周辺に分散し、被害が広い範囲に広がってしまったという。
今年は枝の剪定は行わず、周辺道路の清掃を7月から10月まで週に2回、高圧洗浄機で行った。
高崎市の説明によれば、野鳥は人や農作物に大きな被害を及ばさない限り、原則として保護することになっており、また、仮に捕獲するとしても、大勢の人が集まる高崎駅周辺では捕獲作業を行うことはできず、抜本的な解決は難しいという。