仏教文化のつながりに強い関心
(2013年11月21日)
在住インド人観光体験ツアー
高崎市を訪れる外国人観光客の増加をめざし、インド共和国を対象とした観光誘致の試金石として、約60人の在住インド人が参加した体験ツアーが16日に行われた。
高崎市は、昨年度からインド人にターゲットを絞った取り組みを始め、今年1月に旅行会社や報道関係者を高崎に招き、高崎市の魅力や観光面の課題などを調査している。
今回の体験ツアーでは、ガトーフェスタ・ハラダや白衣大観音、少林山など高崎市の観光名所を回ってもらい、インド人が魅力に感じるポイントなどを把握していく。参加者は、インド発祥の仏教が、白衣大観音や高崎だるまとして高崎の市民文化に溶け込んでいることに、強い関心を持ったようだった。また、寺の各所に見える梵字などにも注目し、文化のつながりに共感を持っていたという。ツアーは好評で、高崎市や誘致関係者は、今後に向けて手応えを感じているという。