高齢化が進行、ひとり暮らし増加
(2013年11月21日)
高崎市が基礎調査
高崎市は、平成25年度「ひとり暮らし高齢者基礎調査」の結果を公表した。
この調査は、群馬県の依頼で高崎市が実施し、平成25年6月1日現在の状況を、民生児童委員が訪問面接し聞き取りを行った。
高崎市の高齢者は90335人で、高齢化率は24・3%となり、前年度よりも0・9%上昇した。高齢化率が高い地区は、倉渕地区37・8%、北地区31・3%、中央地区が28・9%で、前年度と同じ順位となっている。
高崎市のひとり暮らし高齢者は、11195人で、高齢者人口の12・4%で、前年度よりも0・5%増加した。男性が3291人、女性が7904人。ひとり暮らし率が高い地区は、中央地区22・1%、南地区20・9%、城南地区19・9%で、前年度と比べ、2位と3位が入れ替わった。
健康状態では、「ほとんど病気もなく健康」38・0%。「何らかの障害や慢性の病気はあるが日常生活に支障はなく交通機関等を利用して外出する」34・2%。「何らかの障害や慢性の病気はあるが日常生活に支障はなく隣近所なら外出する」16・3%で、前年度とほぼ同じ比率となっている。
不安は、「特にない」33・3%、「健康」18・8%、「体調を崩した時の身の回りのこと」15・2%。
相談相手は「子ども」31・9%、「兄弟・姉妹」17・9%、「民生委員など地区の委員」11・8%となった。