高崎市らしい子育て支援計画を
(2013年11月7日)
「子ども子育て会議」の協議始まる
少子化対策や子育て支援の市民ニーズを関係団体の代表らが協議する「子ども子育て会議」が、6日に高崎市役所で開かれた。
平成27年度から、子ども子育てに関する国の制度が大きく変わり、新しい制度の施行が予定されていることから、高崎市は、国の制度が変わる平成27年度から、新しく実施する「子ども子育て支援事業計画」を準備している。
この計画の策定にあたっては、子育て関係者から意見を聞くことになっていることから、高崎市は「子ども子育て会議」を設置した。委員は教育、保育、子育て支援に関わる市民の代表20人で構成され、この会議で協議された内容は、「子ども子育て支援事業計画」に盛り込まれる。
会議では、委員から市に対し、国の新制度によって大きく変わる内容などについて質疑があった。新制度では、保育所等の待機児ゼロを実現するための制度改定が盛り込まれる一方、国からの財政措置などはまだ、はっきりしていない状況だという。
富岡市長は会議のあいさつで、「子育ての課題を解決するために、高崎市にふさわしい計画を策定し、本市の実情に合わせた事業を実施していくことが重要」と、委員からの意見を求めた。