歴史的景観建造物に30件を登録
(2013年10月22日)
養蚕農家や町屋、蔵などを保存継承
高崎市は、地域で長年愛されてきた養蚕農家や町屋など、市民が所有する歴史的建造物を保存し、後世に伝えていくため、今年度に創設した「歴史的建造物登録制度」で、養蚕農家や町屋など30件を登録、認定した。
登録対象となる建造物は、建築されてから50年以上が経過し、所有者がこれからも保全・活用する意志があり、良好な景観形成に寄与していること、国・県・市指定重要文化財、景観重要建造物に指定されていないことが条件で、31件の応募があった。
高崎市は、調査を行った結果、老朽化が激しく修復や今後の活用が困難と判断した1件を除く、残りの30件全てを歴史的景観建造物に指定し、費用助成を含む支援策が受けられる「特定歴史的景観建造物」として認定した。