雨を吹き飛ばす熱い演技/雷舞フェス
(2013年10月21日)
第10回「たかさき雷舞フェスティバル」
全国で人気のあるダンスパフォーマンス、「鳴子(なるこ)踊り」に高崎の特色を取り入れ「雷のように激しく舞う」という意味を込めた高崎雷舞フェスティバルが20日に、もてなし広場などで行われた。
この雷舞フェスティバルは、今年、10回目を迎え、参加した36団体のダンスチームはあいにくの雨に負けない熱い演技を披露した。
今年は、群馬県内から18チーム、県外からも18チームが参加し、東日本大震災の被災地・福島県と宮城県から3チーム、また台湾からも参加チームを迎えた。また、高崎雷舞フェスティバルの立ち上げ当初に協力してくれた「関西京都今村組」も6年ぶりのステージを披露した。
会場では、大学生の企画で来場者に高崎の食文化や飲食店を紹介するなど、広がりのあるイベントに育っている。進行では、主演の合間にステージにたまった雨水を清掃するモップ隊も活躍した。
実行委員長の矢島さんは「10回目を迎えることができ、参加してくれるチーム、協力企業、会場にかけつけてくれる皆様に感謝しています」と、開催にこぎつけた喜びを語った。富岡市長は「エキサイティングな踊りで、まちをエキサイティングにしてください。昨日、高崎駅西口で行われた前夜祭は見ていて鳥肌が立つイベントだった」 と、開催に期待した。