台風一過、颯爽とマーチングパレード
(2013年10月28日)
26日のキッズドリルは中止に
27日(日)、台風一過の秋晴れのもとで第24回高崎マーチングフェスティバルのパレードが開催された。高崎市内の小中高校、市外、県外からのマーチングバンド43団体2600人が参加し、シンフォニーロードから城南球場までパフォーマンスを披露しながら行進し、沿道の観客を楽しませた。スタート地点となる高崎市役所周辺には大勢の観客がつめかけ、各マーチングバンドのすばらしい演奏に大きな拍手をおくっていた。
台風27号の影響で、26日(土)に城南球場で予定されていたキッズドリルは、子ども達や来場者の安全を考え、前日の25日に中止が決定された。中止を惜しむ保護者やファンの声も多く寄せられたという。
高崎マーチングフェスティバル協会の飯井理事長は「2つの大きな台風が日本列島を襲い影響が心配されました。キッズドリルは残念ながら中止となってしまったが、すばらしい晴天の下でパレードが開催でき本当にありがたく思っています。青空の下でマーチングを演奏すると響きも良くなり、鮮やかなカラーガードの美しさが一段とひきたちます。観客の皆さんの声援は出演者の演奏を、よりすばらしいものに導いてくれると思います。この日のために一年間、一生懸命練習に励んできた子どもたちに大きな声援と拍手をお願いします」とあいさつした。富岡市長は「待ちに待った高崎の華、マーチングフェスティバルが無事に開催されます。キッズドリルが中止になり保護者の方が涙を流したそうです。マーチングフェスティバルに代表されるような元気な高崎を皆さんとつくっていきたい」と開催を祝った。