前橋市・山本市長が高チャリに強い関心
(2013年10月24日)
前橋高崎連携市長会議
平成25年度前橋高崎連携市長会議が、23日に鞘町の喫茶店「あすなろ」で行われ、前橋市の山本龍市長が高崎市を訪れた。
会議に先立って、高崎市のまちなか活性化施策の視察が行われ、富岡市長や高崎市の担当者からコミュニティサイクル「高チャリ」やオープンカフェ「高カフェ」について説明を受けた山本市長は、「高チャリ」に強い関心を寄せ、自転車ラックの仕組みなどについて、詳しく説明を求めていた。
山本市長と富岡市長による意見交換では、祭りを通じた市民交流、スポーツ交流、都市計画道路高前幹線、ダンスコンテスト、食育推進など12事業の成果について確認した。ヒルクライムでは前橋、高崎、草津の各大会の連携、観光では前橋・高崎連携ツアー、朝ご飯レシピコンテストなど新たな取り組みも行われている。
前橋市と高崎市の医療機関を回る路線バス、コンベンション誘致、東京オリンピックのバックアップ誘致、上野国分寺の整備・活用についても話題に上がった。
山本市長は「全国的にも珍しいツインシティの特色を生かしていきたい」、富岡市長は「都市規模が似ているのでお互いの政策の参考になる」と連携の意義を語り、両市の市政を評価しあった。また山本市長は「前橋駅から群馬県庁までの都市づくりを進めたいが方向性が見えていない」と悩みを語る場面もあった。