都市集客施設に「子ども図書館」
(2013年10月4日)
設立準備で有識者会議を設置
高崎市がJR高崎駅東口に計画している都市集客施設「高崎パブリックセンター」で、西エリアに再開発事業として整備されるビジネスゾーンの中に「子ども図書館」を設立する構想が打ち出されたことに伴い、高崎市は、市民や子育て関係者による施設の検討組織として、「高崎子ども図書館(仮称)設立有識者会議」を設置し、今月末から検討を開始する。
都市集客施設は、新音楽ホール「高崎文化芸術センター」を核にした東エリアと、商業施設やビジネス支援機能などを核にした西エリアで構成され、現在、東エリアの建設が先行して進められている。
都市集客施設は、高崎市の広域的な交流機能、集客機能を強化する機能を持ち、新たな市民交流の場を作っていくことも大きな狙い。集客施設の構想に盛り込まれた「子ども図書館」は、子どもたちの健やかな成長と創造性を育み、子育て世代の交流の場として位置づけられている。既存の市内図書館の児童コーナーとは別に、新たな考え方のもと、遊びや学習を通じて親子の読書活動の推進をはかっていく。子育て世代のニーズに応える施設として期待される。
有識者会議は、社会福祉、子育て支援、幼稚園、保育園、保護者などの団体の市民13人で構成され、10月30日に高崎市役所で第1回会合が行われる。