県コンベンション建設にあらためて意欲
(2013年10月3日)
コンサートは1万人規模。新たな需要がターゲット
群馬県が 高崎駅東口の高崎競馬場跡地に計画しているコンベンション施設について 大澤正明知事は、群馬県議会9月定例会一般質問で「群馬県の魅力を全国に発信し、本県の産業経済を牽引する中核的施設として整備するもので、本県の未来を見据えて全力で取り組んでいきたい」と、コンベンション施設の建設に向け、あらためて決意を示した。
群馬県がコンベンション施設で想定している催しには、展示会や見本市、国際会議に加え、コンサートが入っていることから、高崎市が同じ高崎駅東口で計画している新しい音楽ホール「高崎文化芸術センター」との競合が懸念されることについて大澤知事は、「コンベンション施設のコンサートは最大1万人を想定し、県民会館をはじめ本県の施設では、これまで開催ができなかった新たな需要をターゲットとするものだ。それぞれの機能が、効果的に発揮できるよう連携していきたい」と考えを述べた。