子どもたちが川の水質検査を体験
(2013年7月10日)
高崎河川国道事務所発表資料から24年度の様子
身近な自然、関心を高めて
国土交通省高崎河川国道事務所は、管轄河川について高崎市や藤岡市など8校の小中学生と水生生物を調べ、水質を検査する事業を7月から8月に実施している。
この検査は、身近な自然に関心を持ってもらおうと、国土交通省と環境省が昭和59年から実施しているもので、水質の指標となる生物を調べ、「きれいな水」、「ややきれいな水」など4段階で判定を行う。
調査を行うのは、烏川と神流川(かんながわ)の6地点で延べ251人の子どもたちが参加する予定。
平成24年度に行った調査では6地点のうち、3地点で「きれいな水」に住む生物が確認されたという。
高崎市内では、和田橋の下や岩鼻のJR鉄橋下が調査地点となっており、高崎河川国道事務所では「河川を身近に感じてもらい、次世代にわたって良好な水質が確保できるように努めたい」と考えている。