市職員給与の臨時特例減額を実施
(2013年6月13日)
市長は2割減、退職金も支給せず。
国家公務員に合わせ、地方公務員の給与も減額するよう政府が要請していることに対し、高崎市は、13日、職員組合との交渉が妥結し、一般職員と特別職の給与を減額する条例と減額に伴う補正予算を、会期中の市議会6月定例会に追加提出することを発表した。
発表によれば、給与の減額期間は平成25年7月1日から平成26年3月31日までの9カ月間。
特別職の減額幅は、市長が20%、副市長・代表監査委員・教育長・上下水道管理者が15%。一般職は、7・8級が9・77%、3~6級が7・77%、1・2級が4・77%など。
市長の現在の任期の退職手当は支給しない。
職員組合との妥結事項では、この減額実施期間中、国から更なる給与減額の要請があった場合も高崎市は減額を実施しないこと、国に対し、二度とこのような措置が行われないよう強く求めていくことが盛り込まれている。