第27回高崎映画祭ラインナップ発表
(2013年2月15日)
16日間、全67作品を上映
15日に第27回高崎映画祭の開催概要、プログラムが発表された。会期は3月23日(土)から4月7日(日)までの16日間で、全67作品が上映される。
昨年新設されたドキュメンタリーセレクションは8作品を上映する。『タケヤネの里』は、群馬県の伝統工芸士に認定されている前島美江さんを取り上げており、ブルーノ・タウトが伝えた竹皮編の技術を通して、人の営みを見つめ返す。
特集上映では、緒方明監督の作品を一挙に上映する。同監督は第15回高崎映画祭若手監督グランプリを受賞、シネマテークたかさきで映画塾を開くなど、高崎にゆかりがある。インディーズからメジャーまで幅広く手がける実力派監督の作品はどれも魅力的。新作の『石にも風にもなれない』は倉渕地域で撮影されており、初夏の公開予定に先駆けて、全国初上映される。
群馬に縁のある作品を上映する特集まちと映画では、高崎フィルムコミッションとの連動企画を開催。設立10周年を記念し、支援作品の中から8作品を無料上映する。
前売鑑賞券は5作品券が廃止され、3作品券が新たに加わる。全日フリーパス券は高崎映画祭事務局のみの事前予約受注販売で12,000円。3作品券は2,700円、1作品券は1,000円。2月23日(土)から3月22日(金)の間、市内文化施設、取扱店で販売される。当日鑑賞券は1作品券のみの発売で1,200円。
授賞式は3月24日(日)午後2時30分からの『黄金を抱いて翔べ』上映後、午後5時ごろからの予定。授賞式券は、『黄金を抱いて翔べ』鑑賞で、全席指定2,000円。3月9日(土)午前10時より、群馬音楽センター、高崎市文化会館、高崎シティギャラリーなどの市内文化施設とチケットぴあ、ローソンチケットより発売予定。授賞式券は予定枚数に達し次第終了で、1人2枚まで購入できる。
問い合わせは高崎映画祭事務局(電話027-326-2206)まで。