フルーツ忍者が「ゆるキャラ」で下克上狙う
(2012年10月31日)
最後の追い込み、応援投票を呼びかけ
榛名の梨を天下に示すため、「ゆるキャラグランプリ」に参戦した「フルーツ忍者ハルナ梨之助」が健闘している。
フルーツ忍者ハルナは、榛名地域のまちづくり団体「はるなフルーツタイムスの会」が考案したご当地キャラクターで、地元を中心にじわじわと知名度を上げている。作者は、榛名在住のアサッテ・ホシダさん。着ぐるみで地域イベントを盛り上げ、高崎市榛名支所には、フルーツ忍者ラッピング自動販売機が設置されるなど、観光振興に貢献している。
フルーツ忍者キャラクターは忍者5人のほか、天狗や榛名山などがあり、ちょっとひねくれたイメージが特徴。ゆるキャラグランプリにはリーダー格の梨の助が出馬した。高崎市から唯一のエントリーで、任意団体によるエントリーしても県内唯一。多くのエントリーが自治体キャラクターで大きな応援組織や宣伝力を持つ一方、フルーツ忍者は組織票の無い不利な状況の中で、ゲリラ戦を展開している。
作者のホシダさんは「戦国武将真田氏のように 大軍の徳川軍に対して機知機略で応戦し、一矢報いるような活躍をしたいです」と、最後の追い込みで応援投票を求めている。群馬県のキャラクター「ぐんまちゃん」が全国3位となる中、なんとか群馬県2位に食い込みたいとがんばっている。フルーツ忍者は現在、全国326位、県内15キャラクター中6位。
「ゆるキャラグランプリ」の投票は11月16日まで。投票はこちら。http://www.yurugp.jp/