防災頭巾を使った避難訓練/北部小
(2012年10月15日)
災害に備えて心がまえを
12日に、北部小学校で防災頭巾を使った避難訓練が高崎市で初めて実施された。
高崎市は、防災対策の取り組みとして、防災頭巾、約2万5千個を高崎市立の保育所、幼稚園小学校、特別支援学校の全ての子どもたちに配布している。
避難訓練に先立ち、富岡市長は「災害の時に上から物が落ちてくる危険があるので、防災頭巾で身を守ってほしい」と児童に防災頭巾を手渡した。
訓練は、大地震が発生した想定で、子どもたちは、揺れが収まるまで机の下で身を守り、防災頭巾をかぶって校庭に避難した。
富岡市長は避難訓練の講評で「いつ大きな地震が起きるかわかりません。しっかり心がまえをしておいてください。今日は、皆さんのしっかりした行動をみて安心しました」と話した。高崎北消防署が訓練の様子を見守り、吉田副署長が、子どもたちを指導。6年生が地震車なまず号を体験した。
市教委によれば県内で全市的に防災頭巾を児童に配布したのは高崎市が初めてではないかという。