鎌倉街道・武者行列が25年
(2012年10月8日)
城南地区が手作りで歴史を伝承
城南地区の鎌倉街道・武者行列が8日に秋晴れのもとで行われた。
城南小学校から高崎市役所まで、武将姿で気勢を上げながら行進し、沿道の市民を楽しませた。庁舎前広場の出陣式では、群馬地域の武道家、志村さんらが恒例の抜刀術を披露し、真剣による演技で来場者から拍手を受けていた。
富岡市長は「高崎の秋を飾る武者行列は、城南地区の手作りで大きな催しになっている。行事に参加し、城南地区の子どもたちが地域の歴史を学ぶのはとても重要」とあいさつした。
城南地区には、鎌倉街道の道筋が残され、歴史を後世に伝えている。この武者行列は、毎年、体育の日に行われ、今年で第25回。城南小の子どもたちも参加して歩き、地域の力で継続されている。