ペガサス、今季全試合終了
(2012年9月26日)
後期13勝22敗1分で地区最下位の3位
群馬ダイヤモンドペガサスは、24日に雨天中止となった前日の振替試合として伊勢崎市野球場で行われた後期最終戦、新潟アルビレックスBCとの試合に1対6で敗れた。
前期36試合=12勝23敗1分、後期36試合=12勝22敗1分で、前期、後期とも上信越地区最下位の3位となり、プレイオフに進出しないため、今シーズンの全日程を終えた。
試合後、五十嵐章人監督は「ファンの期待に応えられず申し訳ありませんでした。来シーズンは巻き返します」とスタンドのファンにあいさつした。
今季のペガサスは、選手、監督を大幅に入れ替えて開幕に臨んだが、5月の連勝をピークに、負けが続き、前期はBCリーグ・タイ記録の11連敗を喫するなど不振が続いた。
6月に、これまでチームを支えた堤投手が負傷の療養で戦線を離脱、夏に打線の主力、大松の負傷による長期欠場など、苦しい状況となった。
前期後半から後期初めにかけて、外国人選手の補強などを行って戦力を整え、投打に光が見え始めたが、成績に結びつけることができなかった。
BCリーグ全体として、球場への来場者数が減少傾向にあり、群馬ダイヤモンドペガサスでは、今季、BCリーグ公式戦の横浜ベイスターズに加え、千葉ロッテ、読売ジャイアンツ、西武ライオンズとのファーム戦を日程に追加しファン獲得をめざした。
またツイッターやブログ、球場でのイベントや配布物など来場者サービスや情報発信に新たな取り組みを開始するとともに、地域貢献や震災被災地復興支援にも力を入れている。