ジェネリック医薬品差額通知
(2012年8月21日)
医療費削減でジェネリック利用促進
高崎市は、ジェネリック医薬品の利用促進をはかり、医療費の削減と患者負担の軽減を図るため、現在、服用している薬をジェネリック医薬品に変えた場合の差額を知らせる通知はがきを8月に発送する。
この通知は、群馬県内の市町村国民健康保険や後期高齢者医療広域連合が連携し、財政の安定対策として行うもの。今年度は、8月と2月に通知を発送する予定で、8月は6月診療分、2月は12月診療分が対象。薬を4日以上服用し、ジェネリック医薬品に変えた場合、医療費が1カ月に200円以上安くなる人、薬局での処方(調剤レセプト)が対象。急性期感染症等への処方、向精神薬・制がん剤等の処方、公費負担医療の処方は除く。
問い合わせに答えるコールセンターが国保中央会に設置され、今回の通知の主旨やジェネリック医薬品の説明、ジェネリック医薬品に切り替える方法について説明、対応する。
国民健康保険は、保険税収入の減少で厳しい財政状況となっており、医療費の抑制が急務となっている。