ダ・ヴィンチ展の入場者1万人に
(2012年8月17日)
高崎市美術館
7月5日から高崎市美術館で開催している「レオナルド・ダ・ヴィンチもう一つの遺産展」が好評で、17日に入場者が1万人となった。
1万人目となったのは、伊勢崎市から訪れた岡田邦江さんと家族で、岡田さんは小学生の子ども2人と両親を誘って来館した。1万人記念として富岡市長と上毛新聞社から記念品がプレゼントされた。
この展覧会は、ダ・ヴィンチの残した手稿や素描、それに基づいて制作された模型などが展示され、天才レオナルド・ダ・ヴィンチの創造の世界とアイデアの源を探っている。
高崎市美術館では、展覧会を見ながら子どもたちがダ・ヴィンチについて学べるパンフレットを「研究ノート」として工夫し、市内全小中学校に配布。家族で来館してもらえるよう割引も実施した。家族で展覧会を見ながら、研究ノートを完成させると、夏休みの自由研究の宿題に使える。3階展示室にはワークショップコーナーがあり、ダ・ヴィンチのアイデアを模型で組み立てて遊ぶことができ、人気となっている。お盆休みに入ってから、特に家族連れの入館者が増えているそうだ。
会期は9月17日(月・祝)まで。開館は午前10時から午後6時。金曜は午後8時。閉館30分前まで入館可。月曜休館で祝日の場合は翌日に休館。観覧料は一般800円、大高生500円、65歳以上と中学生は無料。高崎市美術館℡324・6125。