8月に第3期工事着工へ/森永製菓高崎工場
(2012年7月19日)
スイス・バリーカレボー社の拠点に
高崎市は、森永製菓高崎工場の第3期工事について高崎市議会・市民経済常任委員会に説明した。森永製菓から高崎市に対し報告があったという。
第3期工事は、平成24年8月1日から平成25年3月31日まで予定され、スイスに本社を置いて世界展開するバリーカレボー社のチョコレート原液を製造する(仮称)「BCJ高崎工場」として計画されている。
敷地面積は、1万7092㎡、建築面積は5047㎡、延べ床面積は8523㎡。鉄骨造2階建て。
森永製菓は、バリーカレボー社との2008年に業務提携契約を締結し、チョコレート原液の供給を受けてきた。今年6月に契約の延長と、高崎森永にバリーカレボー社用工場を建設し貸与することを発表している。
昨年稼働した、森永第1期工場はビスケット、現在建設している第2期工場は、ソフトキャンディ「ハイチュウ」とチョコレート「カレ・ド・ショコラ」を製造。第2期工場は、来年6月に操業予定で投資金額は100億円。
高崎市によれば、第1期工場、第2期工場を合わせた雇用者数は180人、第3期工場は61人となっている。