伝統芸能38団体に補助金交付
(2012年7月18日)
伝統芸能備品等修繕費補助金
高崎市は、伝統芸能備品等修繕費補助金の交付団体決定について7月18日の高崎市議会総務教育常任委員会に報告した。
この制度は、地域に根ざした伝統芸能やお祭りを保存、継承していくため、備品の修繕費や購入費を補助するもので、今年度から開始された。
市内の町内会や保存会など地域団体を対象に、山車、御輿、太鼓などの修繕費や、神楽の衣装の購入費を、経費の2分1以内限度額100万円を補助する。
5月15日から6月29日まで申し込みを受け付け、39団体から申請があった。審査会で各団体の申請内容を検討した結果、38団体に合計で998万円交付することを決定した。補助対象が外れた1団体は、ハッピ購入であったため、伝統芸能を維持する本体には相当しないと判断され、当該団体の了解を得たという。
予算額1千万円に対し、補助要求額合計が1235万円であったため、申請内容の優先順位をつけず38団体全てに補助を行うこととし、各団体に比率按分して補助額を決めた。
高崎市では、この補助制度を継続していくことが必要とし、来年度も継続する考えを示した。
内訳は山車=38件、666万円。お囃子=3件、34万円。神輿=2件、44万円。獅子舞=4件104万円。神楽=5件、136万円。太鼓=1件、12万円。