事業所税2年目の助成率を引き上げ
(2012年5月23日)
3分の1から4分の3に
高崎市は、円高や電気料金値上げが企業活動に深刻な影響を与えかねないとし、事業所税に対する助成制度「高崎市中小企業経営安定化助成金」について見直しを行った。平成24年7月決算から25年6月決算を対象とした課税2年目の黒字企業の助成率を、「3分の1」から「4分の3」に引き上げた。赤字決算の事業者は、全額が助成される。
高崎市は、昨年、東日本大震災の影響を考慮し、初年度の助成率を「2分の1」から「4分の3」に引き上げており、2年連続の助成率拡大となった。
高崎市では、3年目となる「平成25年7月決算から26年6月決算」の事業所税について、黒字企業に対して助成率として「4分の1」、4年目は「助成無し」を当初案として示しているが、今後の経済状況を考慮して決めたいとしている。赤字決算の場合は、5年目となる「平成27年7月決算から28年6月決算」に対する課税まで、全額が助成される。