通学路の安全点検を実施、改善へ
(2012年5月16日)
教育長が児童と登校し実地視察
京都府亀岡市で発生した通学路の交通事故により、高崎市は事故発生の翌日からこれまでに、通学路の安全点検、通学路の危険箇所の点検、児童生徒への安全指導を実施した。
また、毎年実施している通学路の改善要望を例年よりも早め、各校では区長、PTA、交通指導員と協議の上、地図や写真を貼付して危険箇所を高崎市教育委員会に提出する。提出された要望は、市役所の関係課や関係機関と調査し、対応していく。
その後、千葉県や愛知県で連続して交通事故が発生したことから、市教委では、5月10日にスクールゾーンの確認や安全マップの提出を各校に依頼し、子どもたちの目線による通学路の安全確認をはかった。
飯野教育長は15日(火)に南八幡小・中学校、16日(水)に下里見小の通学路を子どもたちの通学時間にあわせて視察した。教育長は、南八幡では、山名駅で電車通学する児童の様子を視察した。児童とともに学校へ歩きながら、幅員が狭く交通量の多い道路の危険性を改めて確認し、校門で見守る地域の人に、子どもたちの安全確保を依頼した。