高崎JC・OB会と群馬DPが記念植樹
(2012年4月18日)
バットの木「アオダモ」を植樹
高崎青年会議所OB会(小林一仁会長)は、同会創立40周年を記念し、18日に観音山ファミリーパークで植樹行った。植樹は、群馬ダイヤモンドペガサスと共同で行われ、球団の糸井丈之代表や新井伸太郎選手らも参加した。
植樹したのは、木製バットの材料となるアオダモの木で、BCリーグの福井ミラクルエレファンツから、群馬ダイヤモンドペガサスに500本が贈られた。アオダモのバットは、しなりと粘りがあり、イチロー選手などが愛用している。アオダモは、国内では北海道から北陸などに分布しているが成長が遅く、バット材となる良質な材木が不足し、球界を中心にアオダモ資源の保全が取り組まれている。
この日の記念植樹では、50センチほどの苗木がファミリーパーク東側斜面に植えられ、今後、園内に100本ほどが植えられていく。
高崎青年会議所OB会の小林会長は「地域の緑化を進めながら、アオダモの木がバットの材料になっていることを子どもたちに知ってもらうことも意味があると思います」と話している。
群馬ダイヤモンドペガサスでは、ネッツ群馬が緑化している金丸の森などに苗木を提供し、植樹してもらう予定。また、同球団では有効に活用し植樹してもらえる団体や企業に、苗木を無償提供していく。