株式会社原田高崎工場が着工に
(2012年4月17日)
会場に展示された新工場の完成パース
原田社長が鍬入れ
高崎操車場跡地の建設地で地鎮祭
ラスクなど洋菓子の製造販売で全国展開する株式会社原田が、高崎操車場跡地で計画していた新工場の地鎮祭が17日に現地で行われた。同社は、高崎市のビジネス立地制度によって、昨秋、高崎操車場跡地への進出を決めていた。
メイン商品のラスクは、一日に120万枚から130万枚製造しており、新工場では、ラスク以外の焼き菓子を主力に生産する計画。
敷地面積は、工場予定地の街区が2万5482㎡、駐車場予定地の街区が1万597㎡の合計3万6079㎡。鉄骨造、5階建てで、建築面積は8371㎡、延床面積3万5516㎡。設計は石井設計・清水建設設計共同体、施工は清水建設。
地鎮祭で、株式会社原田の原田義人社長は「第二期の創業に向け製造拠点を持つことになる。働きやすい作業環境と高品質な生産ラインの実現に向け、会社の総力を挙げて邁進したい」とあいさつした。高崎市の富岡市長は「原田は高崎市民の宝で、新しい工場の計画が発表された時は、多くの市民から良かったと言われた。みんなで力を合わせてビジネスを盛んにしていく努力が必要であり、原田はその先頭を走っていただいている。今日は高崎のビジネス発展の記念日だと思う」と祝った。
工期は、平成24年5月から平成25年3月を予定。