高崎渋川線バイパスが開通/17号に直結
(2012年3月5日)
3月4日午後5時から供用開始に
主要地方道高崎渋川線バイパスの国道17号問屋町入口交差点から大八木工業団地南交差点までの420mが完成し、4日午後5時から供用開始になった。先だって午後2時から開通式典が行われた。
この事業は群馬県と高崎市によって整備され、県による高崎渋川線バイパス高崎街路工区事業、高崎市による浜尻北土地区画整理事業、問屋町入口交差点横断歩道橋設置事業が進められた。
高崎渋川線バイパスは、高崎市と渋川市を結ぶ延長15・1キロの幹線道路で、大八木工業団地南交差点から金古町までが開通しており、国道17号との接続が長く待たれていた。開通により中央通り線と高崎渋川線バイパスが直接接続されることで、渋滞が緩和され、交通利便性の向上が期待されている。
式典で大澤知事は「高崎市と北毛地域の連携を強め沿線地域の発展に寄与するものと確信している」、富岡市長は「交通利便性が飛躍的に向上し沿線が活性化する。開通を高崎市の発展、群馬県の発展につながるよう努力したい」とあいさつした。高崎市議会の丸山議長は「高崎市中心部との一体的な発展が期待される」、高崎商工会議所の原会頭は「長い間、開通を待ち望んでいた。伊香保と高崎を結ぶ観光ルートとしても重要な路線になる」と期待した。
中曽根弘文参議、三宅雪子衆議、宮崎岳志衆議、上野宏史参議、南波和憲県議会議長、渋川市の阿久津貞司市長が祝辞を述べた。
関係者により、くす玉割とテープカットが行われ、開通を祝った。