県は前向きに検討/新町駅付近連続立体交差事業
(2012年3月3日)
県議会で大澤知事が答弁
3月1日の群馬県議会2月定例会で、関根圀男議員の質問に対し、大澤県知事は新町駅付近連続立体交差事業について、1日も早く実現するべきだとし、前向きに検討していると述べた。
新町には、駅を中心として2キロの区間に踏切が5か所、1日の遮断時間は6時間、通過車両は350本あり、開かずの踏切になっている。地域全体にとって大きな障害となっており、30年にわたってその解消を県に要望している。
知事は「平成19年度から国の補助事業である連続立体交差事業調査により、解決すべき調査を進めている。今後は高崎市、藤岡市、JR東日本などの関係機関と駅周辺の市街地整備の在り方、コスト縮減など更なる協議を進めていかなければならない。県として前向きに取り組んでいく」と立体交差化について意欲を述べた。