貴重な文化財を後世に/文化財保護賞
(2012年2月27日)
長純寺(箕郷町)と於菊稲荷神社が受賞
平成23年度「高崎市文化財保護賞」の授賞式が20日に高崎市役所で行われた。
今年度は、高崎市指定重要文化財「長純寺の長野業政公の像」の保存管理を行っている長純寺(箕郷町)と、高崎市指定重要文化財「於菊稲荷神社水屋」、高崎市指定重要有形民俗文化財「於菊稲荷神社絵馬・二面」の保存管理を行っている於菊稲荷神社(新町)が受賞した。
授賞式では富岡市長から、長純寺の長野信道(しんどう)住職、於菊稲荷神社の高橋正人宮司に賞状と記念品が手渡された。
富岡市長は「貴重な文化財の保存管理には、大変な努力が必要だと思います。市民や子どもたちが高崎市の歴史や文化を学ぶことはとても大切です」と受賞者に感謝した。
受賞者を代表して高橋宮司は「文化財の保護は当然のこととして努めてきました。更に研鑽を積み、高崎市の文化財を後世の子どもたちに伝えたいと思います」と謝辞を述べた。