群馬の玄関が新しく/東口駅前広場が完成
(2012年2月16日)
高速交通網の拠点性を高める
高崎駅東口駅前広場が完成し、完成式典が16日に行われた。
高崎駅東口は、朝夕の混雑が激しく、高崎市は平成19年から東口広場の再編整備に着手した。
新しい東口駅前広場は、公共交通と一般車両を明確に区分することで、スムーズな車輌の流れを確保する。車輌は右回りの一方通行で、駅舎に近い外周を公共交通、中央部に一般車のルートを配置した。
これまで整備してきたペデストリアンデッキとあわせ、歩行者の安全を確保する。
高崎市では、24年度から、同広場北側のヤマダ電機前に高速バスターミナルを整備していく。
式典で富岡市長は「高崎市の都市機能を融合させ発展させる第一歩。人、もの、情報が交流する条件ができ、西口エリアの活性化とあわせ、十分に機能させるために努力したい」と話した。
来賓の祝辞で、大沢知事(代理・茂原副知事)は「高崎駅周辺整備は本県の発展に欠かせない」、高崎市議会の丸山議長「高崎駅利用者の利便性向上につながる」、関根県議は「にぎわいの創出に重要な整備となる」、高崎商工会議所の原会頭は「高崎駅の混雑緩和と高崎都心部の魅力拡大、活性化につながる」と整備効果に期待が寄せられた。