「高崎の体力を強めたい」/富岡市長
(2012年2月6日)
市長後援会が新春の集い
富岡市長の後援会が5日に群馬音楽センターで新春の集いを開催し、満場の支持者を集めた。来賓として国会議員、知事、県議市議や団体代表が顔をそろえた。
富岡市長は、5月の就任からこれまでの市政をふりかえり「高崎の体力を強くするのも市の仕事」と、東日本大震災で影響を受けた市内企業の支援策や、産業活性策について、首都圏での高崎産農産物の販売や、リフォーム補助金、ビジネス誘致制度など代表的な施策を挙げて思いを述べた。
富岡市長は高崎市の発注について「高崎市の税金を使うのだから高崎市の企業を優先するように徹底した」と就任後の方針を述べ、新斎場建設や都市集客施設整備について「今まで高崎の大きなプロジェクトは東京の会社が持っていった。私は高崎の企業が力を合わせればできると思う。高崎市のことをよく知っている市民が考えて作っていくことが大切だ。高崎の企業の実績がないのではなく、実績を作れなかっただけだ」と考えを説明した。
また、次年度は、中心市街地の活性化策、高齢者福祉施策の新事業に取り組む考えを示した。
集いの後半では、高崎出身の音楽プロデューサー多胡邦夫さんと富岡市長が対談し、多胡さんは「高崎が本当の意味で音楽のまちになるため、高崎から音楽が生まれる土壌とシステムを作り、世界に広げていきたい。高崎のまちからスーパースターが生まれた時に『高崎サウンド』が生まれる」と音楽によるまちづくりの具体化に意欲を見せた。多胡さんがプロデュースした木山裕策さんとAZUさんが演奏を披露し、参加者を楽しませた。