ヤマダ電機/販売からリサイクルのワンストップ化めざす
(2011年11月26日)
民事再生のリサイクル会社を支援、強固な連携を決定
ヤマダ電機は、東京地方裁判所に民事再生手続開始の申し立てを行っていた東京都江戸川区の総合リサイクル会社・東金属株式会社に対し、スポンサーとして資金提供、資本参加などの経済支援を行うことを24日に自社ホームページで発表した。
東金属株式会社は資本金5千万円、創業57年、平成23年5月期決算の売上高は81億7900万円、経常利益で3億7600万円の損失を計上した。
ヤマダ電機は新しいリサイクルシステムとして、「販売からリサイクルまでのワンストップ化」を目指し、東金属株式会社の支援を決定した。両社のパートナーシップを強固にし、環境負荷低減につながる総合的なプロデュースを可能にすると、考えを示している。
東金属株式会社の再生計画案の認可決定確定を条件として、ヤマダ電機、または同社の指定する者が東金属株式会社の発行する募集株式のすべてを引き受ける。また、民事再生法第120条による共益債権化の許可、承認がなされることを条件に、4億円を限度とする融資を行う。