まちなかに「光のワンダーランド」
(2011年11月21日)
「高崎光のページェントMA☆CHI☆NA☆KA」12月17日から
高崎の冬の風物詩「高崎光のページェント」が12月17日から平成24年1月3日まで行われる。
「光のページェント」は、夜の都市景観の向上や、まちなかのにぎわいづくりを目的に、平成6年から始まった。当初は、シティギャラリーなど完成したばかりの城趾地区を中心にライトアップされてきたが、平成20年の全国都市緑化フェア高崎会場で、まちなかをステージとして実施することで、都市景観や集客に大きな効果があることが実証されたことなどを踏まえ、「光のページェント」も高崎駅を中心とした都心部に軸足を置いた開催になっている。
今年は、高崎駅西口日本通運跡地を会場に、光のシャワー、光のワンダーランド、ステージ&飲食エリアの3エリアに分け、「まちと こころが あたたかくなる冬」をテーマに、イルミネーションタワーや、市内幼稚園・保育園児がつくる光のモニュメント、動物や機関車など、光のオブジェが設置される。これまで広い範囲に分散して設置されていたイルミネーション30万球が1カ所に集まるのでボリューム感もあり、高崎駅周辺を核にした高崎のまちづくりへの効果も期待される。
また今回の開催場所は、高崎音楽祭の期間中に特設ステージが設置され、来街者が音楽を楽しみ、憩いの場となったことから、楽しさを発信する役割も重視されている。「光のページェント」の期間中の週末は、ライブや高崎マスカレード2011冬、ラジオ高崎公開放送など盛りだくさんのイベントを用意している。
福島第一原発の事故による電力不足の懸念から、ソーラー発電を初めて取り入れ、例年より開催期間と点灯時間の短縮もはかられた。
点灯式は12月17日午後4時30分から行われる。点灯時間は午後5時から午後10時。また、17日、23日、24日、31日は午前0時まで点灯される。問い合わせは高崎光のページェント実行委員会(ラジオ高崎内)電話322-9195。