第59回高崎市戦没者追悼式
(2011年10月13日)
10月13日に音楽センターで厳粛に
第59回高崎市戦没者追悼式が、13日に音楽センターで行われた。戦後66年がたつなかで、平和への祈りと決意も込め、高崎市の戦没者5千有余人に哀悼を捧げた。
式典で、富岡市長は「恒久平和のため、戦争を語り継ぎ、心豊かに過ごせる市民生活の実現に全力を尽くします」、高崎市議会の丸山議長は「戦争を次の世代に語り継ぎ、平和を築くことが私たちの責務です」と戦没者の英霊を偲び、冥福を祈った。
遺族の会の川村眞三会長は「戦後日本の繁栄は、英霊の尊い犠牲の上に築かれたことを忘れることはできません。戦後66年がたち、風化の予兆を感じます。一致団結し、世界の平和のため全力を傾注します」と遺族を代表し、追悼のことばを述べた。
若い世代の代表として、高崎市立第一中学校の生徒2名が「世界では、戦争や紛争が絶えず、テロで苦しんでいる人たちも大勢います。この世界に生きる全ての命を大切にしようと願い、行動することが大切です。平和への一歩をここから踏みだし、世界の人々に平和への思いを伝えていきます」と平和を誓った。
参会した遺族の代表らが、戦没者の英霊に献花し、冥福を祈った。