里見氏ゆかりの3市で語り合う
(2011年9月27日)
歴史フォーラムが24日に榛名文化会館で開催された
南総里見八犬伝で知られる里見氏が、榛名地域の発祥であることを顕彰し、歴史研究や里見氏をテーマにしたまちづくりを進めようと、9月24日(土)に第6回「里見の郷(さと)歴史フォーラム」が榛名文化会館で行われた。
第一部では、里見氏ゆかりの千葉県館山市での城郭保存運動、里見氏が移封された鳥取県倉吉市での子ども歌舞伎「里見八犬士」の活動が報告された。第二部では、里見氏研究の最新動向として、新田氏の流れをくむ里見氏の出自や、京での活躍などの研究成果が発表された。
「館山市、倉吉市では顕彰活動が行われており、高崎市でも取り組む必要がある」、「里見氏の活躍は地域の誇りになる」と意見が出された一方、里見氏ゆかりの文献、史跡が県内に数少ないことも指摘された。